サンドーム福井が開館してから、今年(2016)で20年が経つそうです。
開館以来、沢山のアーティストが訪れてくれるなか、4月23日から24日にかけてARASHIさんがいらっしゃいました。ARASHIさんがサンドーム福井でコンサートを開催するのは2回目だということらしいのですが、鯖江駅からサンドーム福井まで、若い女性ファンの途切れの無い長い列が連なっていました。
チケット購入に当選された方は、開演前からグッズの購入にもいらしていますので、JRでいらした方々は、比較的長い時間、福井県の田園をお楽しみいただいたことでしょう。
折しも田植え前の農耕季、農作業中のおばさん達の横を華やかな女性ファンがニコニコとほほ笑む風景は、都会のコンサート風景では見られない、何とものどかな趣がありました。
グッズ販売もチケットに当選した方に限定したようで、ファンが殺到して異様な混雑が発生するということもなかったようでして、事業者さんの運営ノウハウは流石です。
のどかな田園はいつもと変わらずに、鯖江駅からサンドーム福井までの沿線は、休日をお祭りムードで過ごす方たちの笑顔と賑わい。
日中のお天気にも恵まれ、素敵な思い出ができたことでしょう。
田んぼの真ん中にドーンとそびえた丸い屋根。20年前は結構なインパクトがありました。「何に使うんだろうな?」なんて当時は思いましたが、今じゃぁ、国内のビッグネームが訪れてくださるようになり、地域の活力になっていると思います。
「今日は誰なんかの?若い子ばっかやねぇ。」
「コンビニのおにぎり早目に買っとこっさ。」
こんな会話が20年先も続きますように…。